総務省が2017年5月26日に発表した4月の全国消費者物価指数(15年=100)は、価格変動の大きい生鮮食品を除く総合指数が前年同月比で0.3%上昇し、100.1だった。4か月連続で前年同月を上回った。
前年に比べて原油価格が上がったことで、ガソリンや電気代などエネルギーが全体を押し上げた。生鮮食品とエネルギーを除く指数は、前年同月から横ばいの100.7。
一方、先行指標となる東京都区部の5月の消費者物価指数(速報値)は、生鮮食品を除いた指数が100.0となり、前年同月比で0.1%上昇。1年5か月ぶりのプラスとなった。