2017年5月26日11時10分ごろ、山陽新幹線の下り線を走行中の「みずほ615号」の車内で、男性乗客による「放火未遂」騒ぎがあった。
岡山県警によると、80歳の男がライターで紙に火を点け、座席に置いた。火はすぐに消され、けが人などはなかったという。駆け付けた警察官が、男を逮捕した。
「殺されると思った」などと発言
列車は岡山駅にそのまま停車。駅に居合わせ、男の様子を目撃したという利用客がツイッターで投稿したところによれば、男は「殺されると思った」「昨日も追いかけられた」などと、意味がわからないことを警察に対して話していたという。
12時50分時点で、博多方面の電車の一部に10分程度の遅れが出ているという。
新幹線では2015年6月30日、新横浜~小田原間を走行中の東海道新幹線「のぞみ225号」で、乗客の男が焼身自殺を図り、男と乗り合わせた女性の2人が亡くなる事件が起こっている。