ドナルド・トランプ米大統領は2017年5月24日(現地時間)、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王とバチカンで会談した。
フランシスコ法王は16年2月のアメリカ大統領選挙中、「壁を築くことを考え、橋を架けることを考えない人は、キリスト教徒ではない」としてトランプ氏の不法移民政策を痛烈に批判。トランプ氏も「宗教指導者が個人の信仰を疑問視するのはみっともない」と応戦した経緯がある。
現地メディアによると、今回の会談は終始和やかな雰囲気の中進められ、移民政策や中東問題などについて意見交換をしたとみられる。
会談後、トランプ氏はツイッターで「法王に会えたのは一生の名誉だ。これまで以上に世界平和を希求する決意をした」などと投稿している。