「若者の精神にネガティブな影響のSNS」 インスタ、ツイッター、フェイスブックも

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実際の姿よりよく見せようとした画像は「加工」と表示を

   RSPHは英国の16~24歳のうち91%が何らかのSNSを利用しており、利用を禁止したりSNSを規制することは現実的ではないと指摘。SNS運営会社側に対し、若者の心に与える影響を低減させるため、精神衛生上の問題や健康問題を抱える若者には一時的に利用を休止するよう促す、実際の姿よりもよく見せようと加工された画像には「加工画像」と表示する、SNSの利用がネガティブな影響を与える可能性をポップアップなどで注意喚起するといった対策を行うよう求めている。

   同時にSNSのポジティブな面もあると認めた。コミュニケーションツールとして誰かに励まされる、新たな友人を作る、自己表現の場となるといった効果を評価した。全否定しているわけではないのだ。

   リポートの中で、筆頭報告者もシャーリー・クレーマー氏は「SNSは人間関係やアイデンティティーを形成する重要な要素となっている」とコメント。社会や環境のように精神衛生に関係するものとして捉え、ポジティブな影響を受けられるよう「あり方」を考える必要があるとしている。

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