「テレビ見ないとバカになる」? この発想はどこから出たのかネットで議論

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ネット見ないとバカになるって言い出すやつが出てくるさ

   若者のテレビ離れは家庭用ゲーム機が普及した1990年代半ばから急速に進み、パソコンやスマホの登場で決定的となった。NHK文化研究所が発表した「日本人とテレビ 2015」調査結果によれば、10年に比べ15年は「ほとんど、まったく見ない」人と「短時間」(30分~2時間)視聴の人が増加し、全体の視聴時間は1985年調査以来初めて「短時間化」する傾向に転じた。年代層別では、20~50代の幅広い層で「ほとんど、まったく見ない」人が増加し、20代では「まったく見ない」人が10年に比べ8ポイント増加の16%に。30代では同5ポイント増加の13%になった。「テレビよりインターネットの動画のほうが面白い」と思うことがある人は10代以下では66%、20代では54%いた。20代で「欠かせないメディア」の1位はインターネットで54%。2位のテレビ25%に大きく差を付けた。

   このような状況下で「テレビ見ないとバカになる」という発言が出るのか、はなはだ疑問だと考える人もいる。自分が子供の頃 「ロクに本も読まないからバカになるんだ!」 と言う大人が周りにいっぱいいた、などと議論が進み、

「昔はテレビ見てるとバカになる、本を読めだったじゃん。今はネットしてるとバカになる、テレビを見ろになって、そのうち何かをするとバカになる、ネットをやれ、って時代がくるんじゃないかな」
「TVが調子良かったころの新聞とおんなじこと言ってるな。これは『最近の若いもんは~』と一緒でずっと続いていくんだろう。その内ネット見ないとバカになるって言い出すやつが出てくるさ」

などといった意見がツイッターや掲示板に出ている。

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