「テレビ見ないとバカになる」? この発想はどこから出たのかネットで議論

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   「テレビ見ないとバカになる」と同僚に言われて驚愕した、そうした記事がブログホスティングサービス「はてな匿名ダイアリー」にアップされ注目を集めている。

   そもそもテレビといえば、評論家の故大宅壮一さんが1957年にテレビは低俗なものだと発言し「一億総白痴化」の流行語が生まれて以降、「テレビを見るとバカになる」が一般的に語られてきた。今回の「逆転」の内容について、様々な意見がネット上に出ている。

  • 若者のテレビ離れが進む(写真はイメージ)
    若者のテレビ離れが進む(写真はイメージ)
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「テレビと新聞はネットでやってますよね?」

   2017年5月14日付けの記事は、24歳という男性が同じ年の女性の同僚から、

「テレビ見ないからみんなバカになるんですよ。そういう人は芸能人の話にも疎いし、話に厚みがないじゃないですか」

と言われ驚愕した、というもの。自分の家では「テレビを見るとバカになる」と1日1時間までだった。大学時代の友人はテレビを持ってない人もいてテレビをあまり見ていなかった。テレビを見て賢くなることはあり得ないと思っていたが、

「自分が当たり前だと思っていることが世の中の全てではないということを強く実感した」

と書いている。

   ネット上ではこの記事に関して大きな議論が起こり、

「情報偏らないように色んなもん見た方がいいから、テレビも多少は見た方がいい。でもテレビだけみてるやつが馬鹿になるのは確実」
「今テレビ局にとっての悩み処は 、炎上商法で視聴率稼ごうと思っても見もしないのに批判する奴ばかりと言う現実。単純にテレビが嫌われている」
「朝っぱらから子供が自殺しただの辛気臭いニュースを長々やって、韓国アイドルがどうの、北朝鮮問題がどうの、森友森友とくだらない話題をしつこくやっていて、それに付き合う視聴者なんて娯楽のない老人だけだ」

といったことが掲示板やツイッターに書き込まれた。一方で、この議論が良く分からない、という若い層がかなりの数いるのも確かだ。というのも、

「テレビと新聞はネットでやってますよね?」

など、テレビと関わっているつもりはないが、パソコンやスマホを使いテレビ番組やテレビのニュースを結果的に見てしまっているからだ。

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