プリクラ添えた「流産報告ツイート」に賛否 「理解できない」「これも供養の形」

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母親はアカウントを「非公開」に

   この母親は、ネット上でプリクラ写真が注目を集めたことを受け、すでにツイッターアカウントを非公開状態としている。そのため、母親が初出のツイートを投稿した正確な日時などは分からない。

   ただ、周囲のユーザーの反応などを見ると、問題の写真は5月21~22日頃にアップロードされたようだ。なお、問題のプリクラ写真は一部のネットユーザーによって転載されているため、その内容が確認できる状態は今も続いている。

   今回のように、人の生死に関わる写真などをSNSで公開したことで、それを目にしたユーザーから「不謹慎だ」との批判が集まるケースは過去に何度も起きている。

   芸能人の例ではあるが、16年4月にはタレントの橋本志穂さん(48)が、母親の遺体とのツーショット写真をフェイスブックに投稿し、「亡骸をブログに載せるなんて非常識」「関係ない人から見たら死体」との批判が相次ぐ騒ぎになった。

   では、こうしたトラブルが起きる要因は何なのか。ネットリテラシーの問題に詳しいITコンサルタント企業「チェックフィールド」(東京都文京区)の目代(もくだい)純平社長は5月24日のJ-CASTニュースの取材に、「一般論ではありますが」と前置きした上で、

「SNSを『仲間や友達だけが見るもの』として、LINEのグループチャットに近いイメージで使っている人が多いんですね。そうした人が、あまり後先を考えずにツイッターやフェイスブックに投稿した内容が、本人の予期しない形でトラブルに発展してしまう場合が多いです」

と話す。その上で目代氏は、SNS上のトラブルを避けるためには、

「投稿する内容が本当に問題ないのか、第三者の目を意識して考えることが大事だと思います」

としていた。

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