「トランプ陣営とロシアの接触あった」 CIA前長官が証言

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   ロシア政府が2016年の米大統領選に干渉していたとの疑惑をめぐって、米中央情報局(CIA)のブレナン前長官が17年5月23日(現地時間)、議会下院の公聴会でロシア政府関係者とトランプ陣営の間に「接触があった」と証言した。

   ブレナン前長官は、ロシアが米大統領選に干渉しようとしているとの情報があり、16年8月に露連邦保安庁長官に電話で警告したが関与を否定されたとも明かした。その上で、連邦捜査局(FBI)による捜査は「十分な根拠に基づいており、必要」と見解を示した。一方で、ロシア政府とトランプ陣営が実際に協力したのかについては、ブレナン氏自身は把握していないと述べるに留まった。

   これに対し、ホワイトハウスは「ロシアとトランプ陣営の共謀関係を示す証拠はない」との声明を発表している。

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