「幸福の科学」に出家した女優の清水富美加さん(22)が、法名の「千眼美子(せんげんよしこ)」名義で、教団系列の芸能・制作プロダクション「ARI Production(アリ・プロダクション)」に所属すると、2017年5月23日発表された。
教団の担当者によると、同事務所では映画の製作を計画しており、清水さんの出演も予定されているという。
専属契約の正式終了発表の直後
清水さんは2月に「幸福の科学」への「出家」のため、所属していた芸能事務所レプロエンタテイメントからの退所などを宣言、5月20日には、専属契約の正式終了が発表されていた。
清水さんが所属する「ARI Production」は、教団の芸能企画部門として2016年に発足し、今回、5月23日に株式会社として正式に発足、清水さんを含め10人が所属するという。幸福の科学では、大川隆法総裁の長男・宏洋氏が代表を務める「ニュースター・プロダクション」を芸能事務所としてすでに擁しているが、広報担当者は、
「幸福の科学グループとして現在、6本の映画の製作を予定しており、1つのプロダクションでは賄いきれないことから、新たに新事務所を立ち上げることとなった」
と説明する。また、大川総裁の次女である愛理沙氏が企画担当アドバイザーとして参加するという。
新事務所製作の映画に出演予定
広報担当者によれば、清水さんは「ARI Production」が製作する映画に出演予定で、今後は「出家者(教団職員)」とタレントの二足のわらじを履いて活動することになるという。また、幸福の科学以外の映画についても、作品の内容によっては出演する方向だと説明した。
清水さんの芸能活動再開をめぐっては、23日夕方に産経新聞がウェブ版で「独占インタビュー」を掲載している。また22日には、大川総裁との対談本『公開対談 千眼美子のいまとこれから』を6月2日に刊行すると発表されたばかりだった。