「ツイッターもいいんですけど、やっぱり...」
そもそも、コウメさんがツイッターで新作ネタを披露し始めたのは、「何とかして注目を集めたい、どうにかして一つの仕事に結び付けたい」という思いから。本来は16年3月1日からスタートする予定だったが、初日から投稿することを忘れてしまい、慌てて翌2日からツイートを始めたそうだ。
「あまりリプライは読まない」というコウメさんだが、自らのネタを「採点」するユーザーがいることは知っていたという。こうしたネットユーザーの反応については、
「ちょっと『分かりづらい』ネタをやっているという自覚はあるので、皆さんが文句をつけたくなる気持ちは分かります。ときに皆さんの採点や批評でヘコむこともありますが、それだけ興味を持って貰っているという部分もあるので、僕も心臓を強くして頑張りたい」
と話す。そのほか、文学的な批評やアンケートの動きも出ていることについては、「色々な方向で楽しんで頂けるは嬉しいことです。皆さんと一緒に楽しんでいければと思います」としていた。
現在は、主にパチンコ店や企業パーティでの営業をしているというコウメさん。今後の「展望」について聞くと、
「ツイッターもいいんですけど、やっぱりテレビに出たいですね。ツイッターがきっかけで、地上波でネタを披露できるようになったらいいなあ、と思っています(笑)」
とのことだった。
取材の終わり、J-CASTニュース記者が「今回の現象についてネタにしてくれないか」と頼むと、コウメさんは「う~ん、難しいですね...」と唸りながらも快く承諾してくれた。そのネタは、次のようなものだった。
「自分だけのネタを呟いていこうと思っていたら~、フォロワーの方々がいつの間にか~、ネタを採点するようになりました~。複雑、チクショー!!」