「毎日アダルトサイトを見る自分がおぞましい」
番組では、60代を超えても性欲が衰えない男性たちの「苦悩」の声を次々に紹介した。
70歳男性「いまだに毎日のようにアダルトサイトを見ている自分がおぞましく、滑稽である」
69歳男性「『エロ親父』といわれるのが、シャク」
番組では、「高齢男性のセックス」に特化して売り上げを伸ばしている雑誌を紹介した。中高年向け健康情報誌が専門のマキノ出版の「壮快Z」だ。2年前に創刊され、毎号5万部を出している。番組では触れなかったが、同社のウェブサイトにはコンセプトをこう書いてある(要約抜粋)。
「『セックスを楽しむことは、健康長寿の秘訣である』をメインコンセプトにすえたムック本です。『Z』は絶倫、絶頂、絶品の意味から命名しました。すぐでき、すぐ効く、さまざまな性力アップ術が盛りだくさんの内容です」
そして、番組では触れなかったが、次のような見出しが表紙に踊る。
「美女医が続々登場! 高血圧、耳鳴り、腰痛を撃退する性感フィンガーセラピー初公開!」
「豊満カウンセラー、ミニスカ整体師が競演! 性力アップ術マルチレッスン!」
「豪華3大付録 歌麿の最高傑作春画が袋とじ16ページ/2大美熟女競演撮り下ろしDVD/No.1美熟女川上ゆいの妖艶袋とじ16ページ」
同社代表の室橋一彦氏がこう語った。
室橋氏「バイアグラのように男性機能を劇的に回復させる薬が開発され、高齢者の皆さんが性的な問題についても、非常に前向きになりました」