お笑い芸人のアキラ100%さん(42)の「裸芸」に放送倫理・番組向上機構(BPO)へ苦情が寄せられている問題で、ダウンタウンの松本人志さん(53)が、2017年5月21日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、「ある意味、1番倫理観がある」と発言し、アキラさんに理解を示した。
アキラさんは、全裸にネクタイ姿で股間部をお盆で隠す「見えそうで見えない」芸で人気を集めている。16年末に出演した「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで」(日本テレビ系)や、17年の「R-1グランプリ」優勝をきっかけにバラエティ番組での露出が急増している。
「絶対に見せないんだから、裸芸じゃない」
「ワイドナショー」では、BPOにアキラさんの芸風について、「公然わいせつ」「子どもの教育に悪影響」といった苦情が寄せられており、賛否両論があることを紹介した。これについて、スタジオでコメントを求められた松本さんは、
「ある意味、一番倫理観があるんじゃないかって」
とアキラさんを擁護。「絶対に見せないんだから、裸芸じゃない。子どもにいい影響がある」と、理解を示すコメントを続けた。
また、ゲストとして番組に出演したバカリズムさんも「見えそうだからというのは、ちょっとかわいそう」とアキラさんに同情し、
「(局部が)見えてから言って欲しかった。見えてしまったら集中砲火でいいと思う」
と、「ギリギリ見えない」ところがアキラさんの芸の面白さだと自身の見解を述べた。