宗教法人「幸福の科学」に出家した女優の清水富美加さん(22)が2017年5月20日、芸能事務所レプロエンタテイメントとの専属契約が終了したことを、教団を通じて発表した。事務所側も20日昼、同趣旨の文書を公式サイト上に掲載した。
清水さんは17年2月、芸能界を引退して「幸福の科学」の活動に専念する意向を表明したが、教団と事務所の主張が対立する騒動に発展していた。
発表文は「千眼美子」名義
幸福の科学広報局は5月20日12時前、清水さんの法名「千眼美子(せんげん・よしこ)」名義の文書を報道各社に送付。「この度、私と株式会社レプロエンタテイメントとの間で締結しておりました専属芸術家契約が、今般、終了致しました」と明かした。
続けて、
「これまで長年にわたり、私を応援していただいたたくさんのファンの皆様方、支えていただいた関係者の皆様、お仕事に起用していただいたさまざまな企業様には、心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました」
と感謝した上で、「一連の騒動により大変なご心配とご迷惑をおかけいたしましたことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。
レプロ側も20日昼、ほぼ同じ内容の文書を本間憲社長名義で公式サイトに掲載。同日午前までは、サイト上の「所属アーティスト」ページに清水さんの名前があったが、それも14時までに削除された。