国土交通省は2017年5月1日から1か月間、公共交通機関などでベビーカーを利用しやすい環境作りに向け、ベビーカー使用者及び周囲の理解を深めるためのキャンペーンを実施している。
ベビーカーマークの周知を
同キャンペーンは、国交省が「公共交通機関等におけるベビーカー利用に関する協議会」を設置し、ベビーカー使用者やその周囲にいる人に対する要望として発表した「ベビーカー利用にあたってのお願い」と、ベビーカーを畳まなくても利用できる鉄道やバスの車両スペース、エレベーターを示す「ベビーカーマーク」を決定した2014年3月に始まった。
今回は鉄道事業者39社、バス事業者1879社、各種団体、旅客船、空港、商業施設などが協力。「ちょっと気づかう、そっと見守る」という標語を掲載したポスターの掲示や、事業者ごとに貸出用ベビーカーの台数増加やベビーカー専用スペースの設置といった具体的取組も実施している。