三原じゅん子氏、自民男性議員ヤジに激怒 がん患者発言に「はらわた煮えくり返る」

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全がん連も「抗議」声明を発表

   一連のやりとりを、具体的なヤジについてはぼかしつつも三原議員は15日、「怒り」と題してブログに投稿した。17日には、上記の駒崎さんがYahoo!個人でその詳細を明かしている。そして18日、全国がん患者団体連合体はこの件について抗議声明を発表した。

   全がん連はこの発言が、政府が進める「がんの治療と職業生活の両立を支援するための取組」に反するものだとするとともに、

「がん患者の就労のみならずその尊厳を否定しかねないものであること、受動喫煙防止対策の推進を阻害しかねないものであると考え、全国がん患者団体連合会はここに抗議を表明するとともに、働くことを希望するがん患者に対する就労支援の推進と、建物内禁煙を基本とした実効性のある法的措置を講じることを、改めて強く要望いたします」

と、強い口調で訴えている。

   ヤジの主、と見られる議員の名前を、三原議員は明かさない。だが、その議員からは18日、「『自分は言っていない、発言したことはない』という連絡がありました」という。

「これ以上は水掛け論になってしまいますが、たくさんの方も聞いているし、音声の録音もあります。何より、本人が心の中でわかっていることでしょう。すべてのがん患者の方に謝罪していただきたいという思いでいっぱいです。とにかく思い直して、せめて心の中ででも謝ってほしい」
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