「ロシアンゲート」特別検察官に元FBI長官を任命 捜査の独立性を強化

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   米司法省は、2016年の大統領選でロシアがドナルド・トランプ氏の陣営と癒着し干渉していたとされる、いわゆる「ロシアンゲート」の疑惑の捜査に、元連邦捜査局(FBI)長官のロバート・モラー氏を特別検察官として任命することを2017年5月17日(米東部時間)発表した。

   ロッド・ローゼンスタイン副司法長官は、状況が特殊であること、世間の関心が集まっていることから、「通常の指揮系統からある程度独立した人物の権限の下に、この捜査を移す必要がある」と、特別捜査官の任命について声明の中で説明した。

   トランプ氏は、2017年5月9日にFBI前長官のコミー氏を突如解任。コミー氏がトランプ氏とロシアの関係を調査していたことから、捜査妨害という批判も向けられている。

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