コーヒーを飲んだから中毒になるわけではない
カフェインの毒性には注意したいが、だからといってコーヒーを飲んでいけないわけではない。中毒情報センターは、コーヒーカップ1杯中のカフェイン量は50~100ミリグラム程度で、
「コーヒー、紅茶、緑茶、ココアの飲用によりカフェイン中毒をきたすことはまれである」
とし、コーヒーやココアで中毒を起こすとすれば「体重1キロあたりインスタントコーヒー粉末500ミリグラム食べる」「体重1キロあたりココアの粉末を1グラム食べる」など、かなり極端な状況になるとしている。
ただし、エナジードリンクや栄養ドリンク、眠気覚まし飲料などにはコーヒーの倍近いカフェインが含まれるものもある。眠気を飛ばす前にカフェイン含有量も確認しておきたい。