黒田さんは「帝国ホテル」で「神道」挙式
これまでの慣例に従えば、眞子さまと小室さんの結婚式までには、様々な儀式がある。まずは結納に当たる「納采の儀」、続いて「告期の儀」で結婚式の期日が伝達される。その後、式の期日が近づくと「賢所皇霊殿神殿に謁するの儀」として、眞子様が歴代天皇や、神々らを祭る皇居の宮中三殿を参拝し、結婚を報告。結婚式の数日前には、皇室を離れるにあたって眞子さまが両陛下に感謝を伝える「朝見の儀」が行われる。さらに、結婚式当日は「入第の儀」として、新郎である小室さんの使者が宮邸に眞子さまを迎えに来て、ようやく結婚式に至るという流れだ。
こうした儀式を経た後の結婚式自体も前例では、神道に則っている。婚姻により05年に皇室を離脱した黒田清子さんは、新郎との結婚式場として「帝国ホテル」を選び、天皇、皇后両陛下を含む皇族が出席した。ここでも形式は、皇祖神天照大神を祭る伊勢神宮の宮司が斎主を務める「神前結婚式」だった。
こうした伝統を踏まえて、眞子さまの「ICUチャペル挙式」の可能性について、旧華族の動向に詳しい関係者は、伝統的には考えにくいとしつつ、秋篠宮家からは、眞子さま、佳子さまともにキリスト教系のICUに入学しているという事実から、
「(ICU教会での挙式も)可能性として、ないと言い切れない」
と話す。
J-CASTニュースは5月17日、ICUのパブリックリレーションズ・オフィスに、眞子さまと小室さんが学内で挙式する予定があるか問い合わせたが、
「個人のプライバシーに関わることなので、お答えできません」
とのことだった。