秋篠宮家の長女・眞子さま(25)がご婚約するとの報道から一夜明けた2017年5月17日、その相手とされた小室圭さん(25)が、勤務先の東京都内の法律事務所で会見した。
小室さんは「時期が参りましたら...」を繰り返し、多くを語らなかったが、今朝の眞子さまとのやり取りをきかれると、思わず笑顔で、「行ってきます」「行ってらっしゃい」とのやり取りが電話であったことを明かした。
深く頭を下げる、丁寧な口調、でも多くを語らず
J-CASTニュース記者が17日9時40分ごろに法律事務所ビルに到着すると、すでに報道陣120人ほどが詰めかけており、普段は静かな裏通りがざわめいていた。ビル1階のエントランスに小室さんは姿を見せるようだが、そこに100人以上を受け入れられるスペースはなく、出入口の2重の自動ドアの外まで人があふれ、背伸びをしたり、どうにか中を見ようと右往左往する人もいた。窓ガラス越しにどうにか内側をのぞこうというマスコミ関係者も少なくなく、1つの脚立に代わる代わる乗って「見える?」「いや微妙」などと会話するチームもあった。
10時、小室さんが姿を見せると一斉にカメラのフラッシュがたかれた。慣れない大量のカメラに小室さんはしきりに目をつぶったが、堂々としたたたずまいで受け答えをする様子が見て取れた。
小室さんは、開口一番「長時間お待ちいただき、誠に申し訳ありません。よろしくお願いいたします」と深く頭を下げた。
「眞子さまとの婚約の準備が進んでおります、おめでとうございます」と声をかけられると、無言で一礼。しかし、「今の率直なお気持ちをお聞かせください」との質問には、「時期が参りましたら、改めてお話をさせていただきたいと思います。申し訳ありません」。
その後も、「眞子さまのどのようなお人柄にひかれたのでしょうか」「好きなお言葉や座右の銘は」「どのようにデートを?」といった質問が飛ぶが、「今は申し上げることができないので......」「時期が参りましたら......」と丁寧な口調で繰り返す。
ただ、「昨日から今日にかけて、眞子さまとはどのようなやりとりをされたでしょうか」と水を向けられると、
「今日の朝はですね、電話でですね、『行ってきます』『行ってらっしゃい』という形でですね、そういった本当に軽い会話をさせていただきました」
と明かした。その後も、次々と質問が飛ぶが、大半の質問には「時期が参りましたら」とのみ応じ、また報道を見た場所、朝の電話をどちらがかけたか、という質問には「覚えていない」とするに留まった。
自身の現在の仕事については、法律事務所のパラリーガル(事務職)であると答えたが、「将来は国際弁護士を目指すという話もありますが?」と聞かれると「それについては、今後いろいろと考えを巡らせていこうと思います」。
約5分間の質疑応答を終えると、無言のまま再び深々と頭を下げ、その場を去った。