渡辺直美、実家全焼を告白 それでもスタジオ大爆笑のワケ

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   お笑い芸人の渡辺直美さん(29)が「最近、うちの実家が全焼したんですけど・・・」とテレビ番組で告白した。

   母親が住んでいて救急車で病院に運ばれたが少し煙をすっただけだったので無事だった、と語った。あわや大惨事となるところだったわけだが、スタジオはなぜか大爆笑に包まれた。

  • 「母親の話はクレイジーすぎる」(2016年5月撮影)
    「母親の話はクレイジーすぎる」(2016年5月撮影)
  • 「母親の話はクレイジーすぎる」(2016年5月撮影)

「炎の中から母親がターミネーターばりに」

   渡辺さんが出演したのは2017年5月15日放送の音楽トークバラエティ番組「Momm!!」(TBS系)。渡辺さんのこれまでの人生を当時ヒットした渡辺さん好みの楽曲とともに振り返った。子供の頃はひどい貧乏生活で、チラシに掲載されている食べ物の写真を見て空腹を紛らわせた。高校受験で滑り止めを含めた3校を全部落ちてしまったのは母親のせいでもあり、授業やテストで使うコンパスや定規を「必要ない」と買ってくれず、自分の指で計っていたため合格点が取れなかったとした。

「母親の話はクレイジー過ぎて」

と語り出したのが、

「最近、うちの実家が全焼したんですけど・・・」

というトンデモ告白だった。

   近所の人から電話連絡があり、実家が燃えて母親は病院に運ばれたが少し煙を吸っただけで大丈夫だという内容だった。火事の原因はコンセントから火が出たためで、午前2時頃に近所の人が勉強中に見つけ、

「バーン、バーンと音が聞こえてきて私の家が超燃えていたらしいんですよ。すげー燃えている、ヤバイ、ヤバイ、となって近所の人が救急車とかを呼んでくれた」

と説明した。家には母親が住んでいるが、駐車場に車が無かったため外出中だと思い、とりあえず近所の人が安心していたところに、

「超燃えている炎の中から母親が、こうやって出てきたらしいんですよ。ターミネーターばりに」

と、無表情で大きく肩を揺らし前進するアーノルド・シュワルツェネッガーさんと思われるモノマネをして見せ、スタジオ内を大爆笑に包んだ。

「話を盛っているのでは?」

   ツイッターや掲示板では不幸な話ではあるけれども渡辺さんの巧みな話術に「腹抱えて笑ってしまった」と大ウケだったが、一方で、「面白くするため話を盛っているのでは?」といったうがった意見も出た。

   渡辺さんが話したように、本当に「全焼」したのなら大事件で、新聞記事やテレビのニュースが報じているはずだ、という指摘だ。

   そうした疑問が出たのは、渡辺さんの「最近」という言葉のためのようだ。渡辺さんは茨城県石岡市立石岡中学校出身。そして12年8月には石岡市の観光大使に就任している。

   J-CASTニュースが17年5月16日に石岡市の消防本部に話を聞いてみたところ、渡辺さんの実家が全焼したことは認めたが、いつ火災が起きたのかは個人情報であるため話せない、ということだった。ある関係者はこう打ち明けた。

「火事が起きたのは最近ではありません。深夜に起きたのは本当で、昨年の、今から半年以上前だと記憶しています」

   市消防本部の火災発生情報を検索すると、16年後半に、市内で午前2時過ぎに発生した火災の記録が残っている。ただ、これが渡辺さんの実家かどうかは確認できなかった。

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