インターネットテレビ局「AbemaTV」で2017年5月15日、「おぎやはぎの『ブス』テレビ」が放送された。
番組内では、「ブス」というだけでひどい目にあったという悲しい体験談が次々と明かされ、視聴者やMCを務めるお笑いコンビ「おぎやはぎ」から同情の声が相次いだ。
「顔だけで問題児と決めつけられて...」
「おぎやはぎの『ブス』テレビ」は、お笑い芸人「おぎやはぎ」の2人がMCを務め、自称ブスのOLや芸人、タレントが集まり「ブス」をテーマにトークが繰り広げられるインターネット上で放送されているバラエティ番組。
15日に放送された番組内では、「先生・上司のココがムカつく!」をテーマに、「ブス」とされる出演者が、先生や上司から受けたひどい仕打ち「ブスハラ」を告白。
「先生から顔だけで問題児と決めつけられて、家庭訪問で母親に告げられた」
「演劇の主役に立候補しても却下されるが、面倒くさい学級委員は押し付けられる」
「飲み会の席などで、上司などが気軽に胸やお腹を触ってくる。触っても良いものだという扱いを受ける」
「大学で英語の宿題が分からなかったので素直にできなかったと言ったが、認めてもらえず単位を落としたが、佐々木希似の可愛い友達は同じ理由でも先生が丁寧に教えてくれ、単位を落とされなかった」
など、ひどい扱いを受けたという体験談が繰り広げられた。
MCの「おぎやはぎ」からは「美人は得するんだね」と少し納得した反応もあったが、「でも先生はやっちゃダメだな。平等にいかないとね」とコメントしていた。
痴漢に「こんなブス触るわけないだろ!」
さらに番組終盤では、「ブスでも痴漢に遭遇する?」というテーマでもトークが繰り広げられたが、そこでもひどい体験談が続々と語られ、
「本屋でずっと後をつけられて痴漢もされたので、その人の顔を見たら『何見てんだよ!』と逆ギレされた」
「痴漢をした男性を捕まえたら『こんなブス触るわけないだろ!』と言われた」
「レンタルビデオ店で『俺の下半身見てたよね?』と急に話しかけられた」
と、いった告白が続々と披露された。
これには、「おぎやはぎ」も
「なんか腹立つね。『美人』よりも『ブス』のほうが大胆にされやすいのかな?」
と話していた。
こうしたトークが延々と続けられると、ツイッターなどでも、
「今日はなんか泣ける回だね」
「なんとも言えない気持ちになる...」
「逆ギレはヤバい...」
「いろいろと勉強になる」
「いった男もブス」
など同情の声が相次いだ。