正恩氏は「常に、周辺のあらゆることについて心配している」
それだけに米国は強く反発。ヘイリー国連大使は、14日(米東部時間)放送のABCの討論番組「ディス・ウィーク」で、
「まず、金正恩氏を理解する必要がある。彼はパラノイア状態だ。彼は非常に、周辺のあらゆることについて心配している。(ミサイル発射は)大統領選後の韓国へのメッセージなのだろう。我々は圧力を強め続ける。彼(正恩氏)も、それを感じるはずだ。制裁なのか報道声明なのかは分からないが、我々はそれを続けていく」
と述べた。仮に追加制裁に踏み切る場合の選択肢についても
「石油、エネルギー、船舶、輸出など、まだ行っていないことで、我々ができることは沢山ある」
と付け加えた。トランプ氏も4月末のCBSテレビとのインタビューで、
「皆が『彼は正気なのか?』と言うが、私には分からない」
と述べた。ただし、トランプ氏は、正恩氏が若くして権力を継承・掌握した経緯から
「かなり頭の切れる人」
だとも評している。