バレー「顔面にスパイク」動画が波紋 「体罰」「いや、普通の練習」

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「部員全員から慕われる本当に良い先生」

   今回の練習動画について、ネット上では顧問の行動を「体罰」だと批判する意見が殺到。ツイッターやネット掲示板には、

「ボールを拾わせるのはわかるが、スパイクを当てたりボールを投げ当てたりする行為は体罰だと思われて当然」
「顔面に当ててチームが強くなるん? 当たりどころによったら鼓膜破れる」
「フライングレシーブ込みの練習なんだろうけど、ギリギリの場所に投げるのは技量、取れないで倒れてる所に投げるのはただの暴力」

といった声が相次いだ。

   ただ一方で、バレーボール経験者とみられるユーザーからは、動画の内容について、

「バレーしてる人なら、これ普通の練習だよな」
「これは指導の範囲だと思った」
「強豪校でバレーやっててあのくらいは普通でした」

と理解を示す意見も出ている。

   実際、今宮工科高バレー部員を自称し、その証拠として生徒手帳を撮影した写真をアップしているツイッターユーザーの1人は15日朝、ネット上での顧問批判に対し「虐待じゃない」と反論。その上で、

「事情を知らない外野に騒がれると正直迷惑です」

とも呟いた。

   このユーザーは15日夕のJ-CASTニュースの取材に対し、「顧問の先生は部員全員から慕われる本当に良い先生です」と回答。その上で、無許可で撮影された動画がネット上にアップされたことについては、「遺憾に思います」とした。まだ、学校側からは何の説明も受けていないという。

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