専門家の見解は...
では、なぜこうした事態が起きているのか。
ウェブマーケティング支援を行うFaber Company(東京都港区)の取締役をつとめる副島啓一氏は5月10日、J-CASTニュースの取材に対し、
「可能性として、以下2点が挙げられます。1つが、トレーディングカードゲーム『デュエル・マスターズ』の略称である『DM』と、それに登場するカード『モーツァルト』を組みあわせた『DM モーツアルト』の共起性からレコメンドされた可能性です。2つ目が、モーツァルトの正式名である『ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト』のアマデウス(Amadeus)の部分を打ち間違えた「Dmmadeus」が同様に検索されているためだと考えられます」
と指摘する。
「今回の『アダルト』など一部のキーワードは、レコメンドされないケースがあります。それもこのような関連性の無いものが表面化してしまった要因のひとつかもしれません」
とも話す。
ヤフーで表示されなかった件については、実際の仕組みや表示方法は各検索エンジン毎にブラックボックスになっているものの、ヤフーとグーグルでは検索の仕組みが異なっているため、とした。