欧州主要リーグに狙いをつけているというが...
本田をめぐっては移籍報道が飛び交い、その都度ことごとく断ったとの報道も出てきた。最近では米国MLSのシアトル・サウンダーズ移籍の可能性が浮上したが、5月11日のスポニチアネックスによると、本田は断った。提示された年俸は初年150万ドル(約1億7100万円)、最終的には倍の300万ドル(約3億4200万円)だったが、本田は18年ロシアワールドカップ(W杯)を見据え、欧州主要リーグに狙いを絞っているという。
だが、欧州主要リーグのクラブならどこでもよいというわけではなさそうだ。契約終了半年を切っていた17年1月末には、欧州主要リーグの1つイングランド・プレミアリーグのハル・シティがオファーに動いたものの、これを拒絶したとイタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報道した。下位に沈むハルは1部残留をめざして補強に動いていたという。
本田はかねてから「ビッグクラブ志向」が強く、移籍先が決まらないのはその思惑と合致しないからだとの見方も少なくない。だが、前出のように本田の成績は低迷しており、今年で31歳という年齢も相まって、ACミラン級のクラブが獲得に動く可能性は低い。今回のレバンテの移籍報道も曖昧な部分があり、インターネット上では厳しい声がいくつも書き込まれた。
「フェイクニュース」
「通用せずに試合に出れない未来しか見えない」
「本当だったとしてまったく活躍してない選手を急に欲しくなったきっかけを知りたい」
「奪い合ってるのは本田じゃなく、本田にくっついてくるジャパンマネー(スポンサーの金)なんじゃないのかな」
それでも一部では「流石にフリーで出て行くまで粘ったんだから給与さえ分不相応じゃなきゃオファーあるわ」との声もあった。本田の去就はどうなるのか。