マクドナルドに入ってきた2人のビジネスパーソン。あなたは、どっちがより「デキるヤツ」っぽく見えるだろうか。
A「えーと、ハンバーガーひとつ......」
B「ハンバーガー、『裏メニュー』のガーリックチリで」
言うまでもなく、Bだろう。
A「えっ、何それ!?」
B「お前、『裏メニュー』も知らないの?」
実は、マクドナルドでは2017年5月10日から期間限定で「マックの裏メニュー2」の販売を開始した。通常のバーガーにさまざまな具材をプラスした、普段と一味違う「裏メニュー」を頼むことができるのだ。
知っていたら、それだけで一目置かれそうな「マックの裏メニュー2」。今回は、ネットの流行りには人一倍敏感なJ-CASTのスタッフが、最高に「デキるヤツ」と思わせられる、意識高い裏メニューをご紹介しよう。
てりやきマックバーガーにスモークベーコン、ダブルチーズバーガーにガーリックチリ...
まず、最初に裏メニューの詳細を説明しておこう。
対象になるのは、朝マックを含む、マクドナルドで販売中の全29種類のバーガーだ。 これらのバーガーに、「スモークベーコン」「ホワイトチェダーチーズ」「ガーリックチリ」「トマト」の4種から、最大3つまでを選んで組み合わせることができる(各40円。朝マックはスモークベーコンのみ)。
「ネットニュース編集者として、常に最新のトレンドにキャッチアップしているボクが、レコメンドする裏メニューはこれですね」
編集チームのKがおススメするのは、チキンチーズバーガー(チキチー)+ホワイトチェダーチーズ+ガーリックチリの組み合わせだ。
チキンクリスプパティに、ガーリックチリという、ともに「サクサク」の食感が組み合わさることで、軽快な食べ心地を楽しめる。
「ホワイトチェダーチーズ・チキチー・ガーリックチリ......略して、『チー・チキチー・チリ』かな。 PPAPもそうだけど、語呂のいい略語が作れるのが、ソーシャルでシェアされるためには重要なイシューなんで。ハッシュタグとかつけちゃったりして。『#チー・チキチー・チリ』みたいな。これ、バズると思いません?」
ガーリックチリが入るので、ちょっと辛口。しかし濃厚なホワイトチェダーチーズが入ることで、少しマイルドになる。元々入っているマヨネーズとの相性も抜群だ。
続いては、マーケティング担当のF。
「王道を踏まえつつ、そこからずらす。そういう遊び心が、『デキる』男としてのセルフプロデュースには不可欠ですよね」
Fが選んだのは、てりやきマックバーガー+スモークベーコン+ガーリックチリ+ホワイトチェダーチーズ。
「てりやきマックバーガーが、『王道』ってことはコンセンサスが取れていると思いますけど。これとスモークベーコン&ガーリックチリ&ホワイトチェダーチーズがアライアンスすることで、味のイノベーションが生まれるわけですよ」
ともにパンチの強いテリヤキポークパティとスモークベーコンだが、意外にもお互いの味を邪魔し合わない。さらにそこにホワイトチェダーチーズの味わいと、ガーリックチリのピリ辛が加わることで、通常のてりやきマックバーガーとは一味違った逸品となる。
「てりやきがイニシアティブをとりつつ、スモークベーコン&ガーリックチリ&ホワイトチェダーチーズの持ち味も殺さない。まさにウィンウィン、ぜいたくなシナジーですね」
最後は、やはり編集チームのT。
「アップルのティム・クックCEOなんかもそうだけど、デキるビジネスパーソンは、だいたい早起きなんですよね。いろんな統計でも、年収が高い層の方が、総じて朝食食べてる率が高いし。いわゆる朝活ですよ」
そんなTが選んだのは朝マックのメガマフィン+スモークベーコン×2だ。元々ボリューム抜群のメガマフィンにスモークベーコンが2枚も加わることで、手に持つだけでずっしりと重みを感じる。
「特に僕らみたいな業界なんて、何かあったらASAP(なるはや)でコンテンツを公開しないといけないから。朝からクリエイティブに働くためには、朝食だって手を抜けないわけ」
口に入れると、とにかくパワーが湧いてくる。とにかく肉々しさ満点だ。それでいて、元々の卵がアクセントになって、意外とくどさが和らいでいる。
「『朝からそんなに食べなくても......』というかもしれないけど、むしろ朝からこれだけ食べられるバイタリティーがあるってのが、『デキるヤツ』であることのハードエビデンスともいえますね」
というわけで以上、3種類の「裏メニュー」を紹介した。
マックの裏メニュー2で注文できる組み合わせは、なんと全部で583種類。ぜひあなたも、この3人以上に「デキる」裏メニューを発見して、マウンティングを決めてほしい。
「マックの裏メニュー2」については、「バーガーラブ」もチェック!