「そんなもんお互い様だろ」
橋下さんは小林さんについて、日本の戦争を自衛戦争だと完全に正当化し、アメリカの原爆投下だけを非難する矛盾に気付いていないし、自分のロジックである「為政者は両行為について反省し、国民は和解する」ことが理解できない、と斬った。そして、
「小林は現実の政治の悩みなどを全く気にしない無邪気な乳幼児のよう。番組で憲法論をはじめ現実の政治を少しは教えてやろう思ったがもう出演しないだって」
と皮肉った。
J-CASTニュースが放送された番組を確認したところ、久間元防衛相のくだりでは、小林さんの、
「こんな自虐的史観は認められない」
との発言に対し橋下さんは、
「国際社会はこんな感じ(原爆が落とされたから戦争が終わったとの理解)になっている」
としたうえで、16年5月27日にオバマ元大統領が広島を訪れたことについては、
「悔しくてしょうがないですよ」
とした。それは日米が原爆問題で和解し未来に踏み出そうという演出になっていたからで、
「僕の立場は、日本が悪い事をしたなら認めるけれども、他国も同じ基準で悪い事をしたなら、お前らが偉そうにそんなことを言うなよ!」
と語っていた。もちろん小林さんが書いているように、このあとどんなやり取りがあったかは全て放送されていないので分からない。
どちらの主張が正しいのかは番組のノーカット版を見ない事には判断できないが、ネット上では橋下さんの「バカ」発言と「人の話を理解する能力が欠如しているし自分が絶対的に正しいと勘違いしている」という事に注目が集中し、
「そんなもんお互い様だろ」
「まあ小林よしのりはホントに馬鹿だからな」
「有利な場所でしか戦えない負け犬は橋下 。小林はわざわざアウェイに出向くだけマシ。しかしカットしまくりは醜いw」
「論争を聞いてたら小林よしのりに論破されてた感じ」
などといった感想がツイッターや掲示板に出ている。