配給会社「コメントを差し控えさせて頂きたい」
なかには、北欧神話の神々による終末戦争を意味する壮大な印象の「ラグナロク」が、プロレスなどの試合形式を表す「バトルロイヤル」という言葉に変わったことについて、
「神話級の戦いが一気にそのへんの喧嘩に格下げされたレベル」 「神と神との生存戦争って意味から、いきなりプロレスみたいな雰囲気に」
と揶揄するような声も目立った。ただ一方で、「バトルロイヤルも悪くない」「ダサくてカッコ良いので、むしろ好き」と変更を歓迎するような声も少数ながら出ていた。
いったいなぜ、原題からタイトルを大きく変更したのか。
日本で同作を配給する「ウォルト・ディズニー・ジャパン」は、一部メディアに配布した報道用資料の中で、作品の登場人物が敵・味方関係なくプライドを捨てて共に戦う様が描かれているため、「バトルロイヤル」というタイトルに決定したと説明している。
J-CASTニュースは10日午後、(1)原題からタイトルを変えた理由(2)ファンからは反発の声も出ているが、どう感じるか――などをディズニー・ジャパン側に取材したが、
「現段階ではコメントを差し控えさせて頂きたい」
と宣伝会社を通じて回答するだけだった。