お笑い芸人の小島よしおさん(36)が、フリーマーケットアプリ「メルカリ」で「俺が売られていた」とツイッターに投稿した。
同時にアップロードした画像は、メルカリのスマートフォンアプリ画面のスクリーンショットと思しきものだ。それを見ると、出品物一覧表示の1つに「よしお」のタイトルで、持ちネタ「おっぱっぴー」のポーズを決めた小島さんの全身姿が「商品」紹介用写真としてつけられたものがあった。
メルカリのアプリ画面に写る「よしお」
小島さんは2017年5月8日、「メルカリで俺が売られていた。2万円。。」とツイート。アップされた画像の左上には、「mercari」とメルカリのロゴマークの表記が見え、そこで出品中の6商品のひとつである「よしお」には「2万円」の価格表示がある。「いいね」が1つ付いている。
このツイートは1日足らずで15万回以上リツイートされるなど爆発的に拡散。他のユーザーらは「高い」「安い」「買ってもいいですか」などと面白おかしく盛り上がっている。
ただ、この画像には少し不自然な点があり、メルカリのインターフェイスが、現在の「3列、タイトルなし」表示に切り替わる前の「2列、タイトルあり」表示になっているのだ。
そこでさかのぼると、以前にも同様の報告がツイッター上でなされていた。小島さんがアップしたのとまったく同じ画像が、古くは16年1月5日に投稿されている。画像なしでテキストだけのツイートまで見ていくと、15年6月17日に小島さんがメルカリに出品されていると伝えるツイートがあった。
「よしお」出品を表す他の画像は確認できず、少なくとも17年5月9日朝の時点では実際にメルカリで検索しても見当たらなかった。「よしお」の商品詳細は不明だ。
J-CASTニュースが9日、メルカリ(本社・東京都港区)に今回の件について取材したところ、広報担当者は、「よしお」出品の画像が出回っているのは小島さんのツイートで把握しており、事務局で調べたとしてこう明かす。
「出品削除が確認されないどころか、そもそも出品自体の記録も確認されませんでした」