ソニー、有機ELテレビに「再参入」 国内で10年ぶり

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   ソニーは2017年5月8日、有機ELテレビを6月10日から発売すると発表した。国内での販売は10年ぶりとなる。4Kブラビアの新商品『A1シリーズ』として、55型と65型の2機種を展開。有機ELパネルの採用による高画質化とともに、画面を振動させて音を出す新技術を搭載した。店頭想定価格はオープンだが、複数のメディアは55型で50万円前後、65型は50万円前後と報じている。

   ソニーは07年、世界で初めて小型の有機ELテレビを発売したが、3年後に撤退。だが10年後の17年1月に、有機ELテレビに再参入することを明らかにしていた。

   同社のテレビ事業をめぐっては、17年度の販売予想台数を1200万台と3年連続での減少を見込むも、「以前と比較して、収益性が大幅に改善し、且つ業績の安定度も向上したと考えています」としている。

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