2017年4月29日にAbemaTVで配信された「Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~」でのSHELLYさん(32)の発言に女性から批判が相次いでいる。
タブー視されがちな女性に関する問題を扱う同番組で、SHELLYさんは産婦人科医で指や器具を使って行う「内診」に強い抵抗を感じる女性について「どうやって妊娠したんだよ!」とツッコんだのだ。
産婦人科医「日本人女性は、指や物を入れることに抵抗感強い」
4月29日に放送された「Wの悲喜劇~日本一過激なオンナのニュース~」は、女性の「生理(月経)」をテーマに、MCを務めるSHELLYさんをはじめ、産婦人科医の丸田佳奈さんや歴史社会学者の田中ひかるさん、ユニ・チャーム株式会社の坂口祐子さんなどの出演者がトークを繰り広げた。
疑問の声が上がっているSHELLYさんの発言は、タンポンが日本で普及していない原因についてのトークシーンで飛び出した。産婦人科医の丸田さんはその理由について、「日本人女性は膣内に指や物を入れることへの抵抗感が強い」と分析したうえで、強い抵抗感を表す例として産婦人科での診察を挙げた。妊娠・出産にともなって膣内に指を入れる内診や、エコー検査の器具などを挿入することができない女性がいると指摘し、
「出産のときに内診して子宮の入り口をチェックしたりするんですけど、それをできないという人もいる」
と話すと、SHELLYさんは「えーー!」と驚き、
「どうやって妊娠したんだよ!って」
と、ツッコミを入れた。この発言に丸田さんも笑いながら「すごく困っちゃうことがある」と医師としての苦労を吐露。他の出演者からも笑いも起こるなど、番組内では和やかなムードで受け入れられた。
「同じ女とは思えない」
5月6日にネットニュースのAbemaTIMESがこの発言を「子宮検査で指や器具に抵抗、産婦人科医の話にSHELLY『どうやって妊娠したの』」という見出しで報じると、インターネット上では、SHELLYさんのこの発言に大きな注目が集まった。
SHELLYさんの意見に「指すらだめだなんて、そりゃどうやって妊娠したのと言いたくもなる」などと同調する声もある一方で、産婦人科医での検査とパートナーとのセックスを比べるような発言に、
「私は内診が苦手で嫌いで仕方ない。無神経な奴。だから嫌い。」
「医者とはいえ、知らない人に内診されるのに抵抗感ゼロの女性はいないと思うので、なぜ笑い話になるのか理解できない」
「パートナーに触れられるのと病院で器具入れられるのは、全然違う」
「同じ女とは思えない。それと診察じゃだいぶ違うぞ」
など、女性から批判的な声が相次いで寄せられている。