携帯の電磁波で脳や心臓に腫瘍!? 伊裁判所と米政府研究機関が判断

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世界保健機関のリスク評価は「コーヒー」「漬物」並み

   携帯電話の電磁波ががんを発症するかどうかの研究は、発症リスクを高めるとするものと、否定するものとが多くがあり、議論はすれ違いだ。2011年に世界保健機関(WHO)の専門組織「国際がん研究機関(IARC)」が、携帯電話の電磁波のがんリスク評価を発表した。それによると、5段階の評価のうち真ん中の「グループ2B」(ヒトに対する発がん性があるかもしれないが、限定的)だった。同じグループには、「ガソリンエンジン排気ガス」「コーヒー酸(カフェイン)」「漬物(アジア式)」「睡眠薬フェノバビタール」「ドライクリーニング作業に従事」「印刷作業に従事」などが含まれる。

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