宗教法人「幸福の科学」に職員として採用され「出家」した清水富美加さん(22)以外にも、2016年末から17年にかけて芸能界から姿を消したり、「引退」を報じられたりした人は多い。
こういった人の中には、週刊誌やスポーツ紙が「復帰説」を報じる人もいれば、「引退」自体が事実誤認だったりするケースなど、事情はさまざまだ。話題になった人の「その後」は、どうなっているのか。
エスパー伊東さんは引退ではないが「体を張りすぎた芸はもう難しい」
2017年1月に「引退」を報じられたのは 「ラケットくぐり」「扇風機舌止め」などの体を張った芸で知られるエスパー伊東さん(56)だ。東京スポーツが「芸能界を引退し芸術家に転身する」と報道したが、伊東さんの所属事務所はJ-CASTニュースの取材に対して引退を否定。「体を張りすぎた芸はもう難しいかも」と、体力をセーブしながら仕事を続けていきたいとしていた。今でもブログを定期的に更新しており、4月11日には
「某有名企業の営業表彰式祝賀パーティーを盛り上げてきました」
と書き込んでいる。やはり、仕事自体は続けているようだ。
江角マキコさん(50)が「引退」を報じられたのも1月だったが、それ以降、江角さんの動静が伝えられることはなくなった。
2月末には、堀北真希さん(28)が唐突に芸能界引退を発表した。直筆のファクスで、
「現在私は母になり、愛する家族と幸せな日々を送っています。このあたたかで、かけがえのない幸せを全力で守っていきたいと思っています」
として、夫の山本耕史さん(40)とともに、子育てや家庭に専念することを引退の理由に挙げた。堀北さんのポジションを誰が埋めるのかをめぐる「ポスト堀北」論にも花が咲き、平祐奈さん(18)らの名前が挙がった。堀北さんの近況については、4月25日発売の「女性自身」5月9・16日合併号が「育児に追われ、外に出る時間もなく日々を過ごす」と伝えている。
成宮寛貴さん、17年中に「舞台で復帰」説
復帰に向けた動きが報じられている人もいる。16年12月に、写真週刊誌「フライデー」に違法薬物使用疑惑を報じられた成宮寛貴さん(34)だ。成宮さんは薬物の使用を強く否定したものの、ほどなくして「今すぐこの芸能界から消えてなくなりたい」などとするファクスを報道各社に送り、芸能界を引退していた。
この成宮さんの動向について、「週刊文春」5月4・11日号(4月26日発売)と5月2日(5日付)の東京スポーツが、共通して(1)引退後はインドネシア・バリ島で暮らしていた(2)3月22日に放送された人気ドラマ「相棒 season15」(テレビ朝日系)最終回の回想シーンに成宮さんが登場し、番組最後のクレジットにも名前があった。これはテレビ朝日側と成宮さん側とで何らかの接触があったことを示しているのではないか(3)芸能界の有力者の支援を受け、17年中に舞台で復帰する可能性がある、と報じている。「成宮復帰」はあるのか。