「我慢しない」がダイエットの王道 糖質控えて食べたいものを食べる(後編)

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晩飯の時間を早くするだけで劇的な効果

   晩飯の時間と就寝時間をいろいろ変えた実験では、同じ食事量、同じ人間でも消費エネルギーが変わることがわかった。夜7時に食べて12時に寝る場合と、夜10時に食べて12時に寝る場合を比較すると、体重が52キロの女性の場合、夜7時に食べた方が消費エネルギーは50キロカロリー多かった。これは1キロジョギングした場合のエネルギー消費と同じだ。なんと1年間では約370キロ、東京から岐阜までの距離を走った分に相当する。

蒲池教授「『夜遅く食べ、すぐ寝ると太る』というのは真実です。起きている間に風呂に入ったり、動いたり、知らない間にエネルギーを使っているものです。食べる時間に気をつけるだけで、ダイエットになるのです」
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