競争激化は必至 「生鮮」参入アマゾンの勝算

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

海外ではすでに10年のノウハウ

   一方、少々高くても「ブランド食品」を手にしたい人には、ありがたい存在だろう。人形町今半の肉、モンシェールの堂島ロール、オイシックスの有機野菜なども扱っている。そもそも、プライム会員は、通常の利用で追加料金なしに「お急ぎ便」が何度も使えるし、インターネットを通じて映画や音楽が見放題、聴き放題といったサービスも受けられる。アマゾンのヘビーユーザーにとっては、「フレッシュ」も高い買い物ではないのかもしれない。

   アマゾンは今後、順次「フレッシュ」の対象エリアを拡大する予定。期間限定のキャンペーンなどを実施し、少しでも利用者を増やしたい考えだ。海外では米国で2007年から、英国では2016年夏から「フレッシュ」のサービスを実施している。すでに10年のノウハウがあるわけだが、果たして日本で通用するか。

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