新聞で「ストーカー」について寄稿
中江さんも番組で言及しているが、まさに「脅迫メール」が届いた前後と見られる2016年12月29日付の産経新聞に寄稿したコラムで、中江さんは「ストーカー」について触れている。「最近ネットを通じて不快な思いをした。いわゆるネットストーカー被害だ」とするのみで詳細はわからないが、時系列から見て今回の件に関係していると見られる。
またそのコラムの中で、中江さんは過去にも複数回、同じようなストーカー被害に遭った経験を告白している。「数年前」のケースでは、執拗にメールを送りつけられ続けた上、仕事先にも出没するようになった。
このストーカーと思われる件については、2015年にも「とくダネ!」でコメンテーターとして語ったことがある。番組内容を取り上げたニュースサイト「TechinsightJapan」の記事によれば、待ち伏せなどの被害にあったものの、具体的な危害がなかったため、警察がなかなか動いてくれず、かなり苦労したという。
さらに、上述のコラムでは、「よくよく考えてみるとストーカーという名が広がるずっと前から、日常的に不安を感じる出来事はいくつもあった。ただ、当時は『熱心なファンだから仕方がない』と言われて耐えていた」と、若手時代からこうした被害に遭い、理不尽な我慢を重ねていた、とも記している。
今回の事件を受けて、中江さんは「とくダネ!」に対し、
「本当に怖いです。相手がどういう方かもわからないですし」
とストーカーの恐ろしさを述べた上で、同じような被害を受けた際には、できるだけ早く警察に相談するよう呼びかけた。