ドローン新時代(上) 自撮り棒はもう古い

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アップルも注目する「セルフィー」用途

   わざわざドローンで自撮りなんて――と思うかもしれないが、この「自撮り(セルフィー)」というコンセプトは、今ドローン業界ではかなり「熱い」ジャンルだ。

   4月、アメリカなど5つの国・地域のアップルストアで、Zero Zero Roboticsのドローン「Hover Camera Passport」が販売開始された(499ドル、約5万5000円)。まるで換気扇のファンを4つくっつけたような不思議な見た目のこの製品も、自撮り目的に特化したドローンだ。やはり気軽に持ち運べ、被写体を自動追尾して撮影してくれる。また、アップルストアで取り扱うだけあって、iPhoneなどとの相性も考慮されているという。

   クラウドファンディングサイト「Kickstarter」でも、スマホケースと一体化した自撮りドローン「SELFLY」が登場、3月の〆切までに約105万ドル(約1億1500万円)の出資を集めることに成功、海外メディアの注目を集めた。

   近い将来、「自撮りといえば棒じゃなくて、ドローン」が当たり前になる時代が来るかも知れない。(このシリーズは3回連載します)

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