JR高崎線、「レンガ様のもの」で朝に遅延 「誰だよ」「何かの嫌がらせかよ」

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   JR高崎線の電車が、線路上にあった「レンガのようなもの」の影響で、通勤時間帯に約25分遅延した。その約30分前にも同じ編成の電車で「異音」が生じ、安全確認のため一時運行をストップしていた。

   ツイッター上では、「レンガのようなもの」が見つかったという状況に対して、人為的なものを感じて怒りを覚えるユーザーが相次いだ。JR東日本高崎支所の担当者も「私の記憶ではレンガで遅延というのは初めてです」と話す。

  • 線路上に確認されたレンガのようなものが原因で高崎線が遅延(写真はイメージ)
    線路上に確認されたレンガのようなものが原因で高崎線が遅延(写真はイメージ)
  • 線路上に確認されたレンガのようなものが原因で高崎線が遅延(写真はイメージ)

人為的?搬送中に落下?

   高崎線がレンガの影響で遅延したのは2017年5月2日朝。通勤時間帯を直撃し、「高崎線置きレンガとか」「車内アナウンスで置石があったとかレンガがあったとか連呼されて、さすがに笑うしかない」などと苛立ちを募らせる投稿がツイッター上で相次いだ。

   J-CASTニュースの同日の取材に答えた高崎支所担当者によると、「レンガとは思われますが、はっきりと断定できず、『レンガのようなもの』というのが正確です」という。北本駅-鴻巣駅間を運行中の電車の車輪が8時9分、異物を踏みつけ、非常停止ボタンが押されて安全確認が行われた。場所は踏切付近だったといい、線路の中でも人の往来がある地点だ。けが人はおらず、電車の損壊もなかったという。

   担当者は「運行中に異音がしたので、レールの上にあったと思います」と言うものの、「原因は分かっていません」と話した。ツイッター上では「誰だよ、おいたの」「なんだよ赤いレンガって何かの嫌がらせかよ」などと、人為的なものと勘繰る投稿が複数出ていたが、こうした意見に対しては「誰かが故意に置いた可能性もあります。小石程度だと自然現象で運ばれ、電車が踏み潰しながら運行することもありますが、レンガとなるとその辺に転がっているものでもないでしょう。ただ、例えばトラックで運送中、踏み切りに差し掛かった時に衝撃で落下してしまったといった可能性も考えらますので、決めつけられないですね」としている。

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