ゲームメーカーのスマイルラボと東京大学などは2017年4月27日、科学的エビデンスに基づいた「ヘルスケア機能」を共同開発し、ヘルスケアサービスの検討を進めることで合意した。
歩くと猫が育つスマホアプリ
最初の取り組みとして、スマイルラボが開発・運営する歩数計付きのねこ育成ゲーム「にゃん歩計」に導入するヘルスケア機能の共同開発を予定している。
にゃん歩計は歩くだけで猫が育ち、可愛らしい仕草を覚えてくれるというスマートホンアプリ。毎日の歩数だけでなく、消費カロリーや移動距離のデータを数値とグラフで管理でき、猫を育てて楽しみながら健康も意識できるアプリだという。
スマイルラボのプレスリリースによると、今回合意したのは、スマイルラボ、ヘルスケアベンチャーのハビタスケア、東京大学大学院・薬学系研究科の新井洋由教授、筑波大学医学医療系ニュートリゲノミクスリサーチグループの矢作直也准教授。
今後は東大、筑波大と共同でヘルスケアデータの取得・蓄積・活用について検討しながら、糖尿病や脂質異常症、高血圧などの生活習慣病に関する新たなアプローチを進めていき、「楽しく遊びながら健康増進するアプリ」を提供し健康で豊かな生活をサポートするライフログとゲーム技術の融合を目指す。
にゃん歩計は無料で、対応OSはiOSとアンドロイド。