昨年は食肉イベントで...
GWの「食」でもうひとつ用心しなければならないのは食中毒。16年のこの時期に国内2か所で開催された食肉のイベントで、計157人が発症する事態が発生している。患者全員が口にしたのは鶏肉料理で、カンピロバクター菌が検出された。
カンピロバクターによる食中毒事例は16年4月ごろから全国で多発。17年も2月に、山形県の居酒屋で鶏のレバー刺しなどを食べた客らが発症した。カンピロバクターは加熱が不十分な食品が原因になる可能性がある。
キャンプ場などで行うバーベキューや、行楽地に持参する弁当などでも注意が必要だ。気温が高くなると食中毒の原因となる細菌の増殖が加速。バーベキューでは、肉などは加熱を怠らないようにするべきだ。弁当では素材選びに気をつけ、携帯には保冷剤を。