政府は2017年4月29日付で、今年の春の叙勲受章者4080人を発表した。今回贈られた中で最高位の桐花大綬章には、森喜朗元首相(79)が選ばれた。
芸術・文化の分野では、作家の佐藤愛子さん(93)や、演歌歌手の大月みやこさん(71)らが旭日小綬章を受章した。外国人叙勲では、サッカー解説者のセルジオ越後さん(71)、タレントのオスマン・サンコンさん(68)らが旭日双光章を受章した。
受章者のうち女性は398人(全体の9.8%)、民間人の受章者は1839人(同45.1%)で、一般推薦を導入した2003年秋の制度改正以降、ともに最多となった。