「一人になってどう?」「寂しくはないの?」――。2017年4月28日放送の「徹子の部屋」(テレビ朝日系)で、黒柳徹子さん(83)がSMAP解散をめぐる「直球質問」を連発し、ゲストの木村拓哉さんが「タジタジ」になる場面があった。
黒柳さんは番組冒頭から解散騒動に言及。「あなたも大変でしたね、こないだ色々あって。その後どうなったんですか?」と切り込むと、木村さんは「その後どうなった...、えっ、その後どうなった!?」と大慌て。こうした展開に、スタジオの観客からどよめきが広がった。
「普段からそう仲がいいってわけではないの?」
冒頭からSMAP解散の話題が飛び出したことに、どこか面食らった様子の木村さん。それでも黒柳さんの「攻勢」は止まらない。続けて、
「でもなんか世の中は大変でしたね、スポーツ紙では一面に出たんじゃないの?」
とまたもや答えにくい質問をぶつけると、木村さんは「でしたね...ハイ」とポツリ。この返答に「ね!」と相づちを打った黒柳さんは、
「皆と会ったときに、別に何ということもないの?普通?普段からそう仲がいいってわけではないの?」
と元メンバーとの関係性についても突っ込んだ。
この質問にも、木村さんは「全然、ベタベタという関係ではないので」と落ち着いて返答するが、それに被せるように黒柳さんは、
「(SMAPと共演した際に)本当にあの、あまり私語がないような感じがした。だから仲が悪いって、そういうことを言っているわけではないですけど」
と追撃。こうした黒柳さんの疑問に、木村さんが「逆にベタベタしてたらちょっと怖いですよね。20年以上一緒にいる奴らが」と返すと、2人の間では「フフッ」という小さな笑いが起きた。
その上で黒柳さんが、「いま、一人になってどう?」「寂しくはないの?」などと解散後の心境について尋ねると、木村さんは、
「以前は大きめの船で...、自分がちょっと力を抜いたり、手を離したりしても進んでいたような気がするんですけど。誰かが漕いでいたので。今は完全に単体の船になったので、自分が漕ぐのをやめたら進まなくなる」
と重たげな口ぶりで話していた。