北朝鮮が2017年4月29日早朝に弾道ミサイルを発射したとの報道を受け、東京メトロなど一部の交通機関は、安全確認のため運転を一時見合わせる措置を取った。
東京メトロでは、午前6時7分頃から約10分間全線で運転を見合わせ、乗客約1万3000人に影響が出た。同社広報部はJ-CASTニュースの取材に、「ミサイル発射の報道で運行を停止したのは初めて」と説明。その上で、
「今回は着弾した様子がなく、運行に支障がないと判断したため、順次運転を再開しました」
と話した。同社では4月中旬に、北朝鮮がミサイルを発射したとの報道があった際には、運行を一時停止して安全確認を行うルールを定めていたという。
また、北陸新幹線も午前6時8分頃から約10分間、上越妙高-金沢駅間で安全確認のため一時運転を見合わせた。