「早実は投手がネックなのに、まだ改善されてない」
一方、勝ったとはいえ決勝で17失点した早実は、かねてから言われてきた「投手力」の課題が改めて浮き彫りになった。池田、服部、石井、大垣ら今大会を通じて継投してきた投手陣が登板したが、初回から4失点と安定しなかった。早実は22日の準決勝・国士舘戦でも初回に5失点し、16対8と乱打戦の末に勝利している。9日の4回戦・共栄学園戦も10対6での勝利と、打線が爆発力を誇る一方で守備には不安がよぎる。
夏の甲子園予選は西東京地区の1枠を争う両校。ツイッター上ではこんな声が飛び交っていた。
「問題は早稲田実の投手陣やな」
「日大三が桜井温存してあの試合だったことを考えると早実が夏に甲子園出るのは難しそうだな 清宮がいくら打っても足りないんじゃなかろうか」
「なんで日大三高があんなに点取られたか不思議だったけど、エースの桜井君を最後まで温存させてたのか。夏に向けてという意味では、小倉監督の方が上手かもしれないなぁ」
「早実は投手がネックなのに、まだ改善されてない。日大三のエースを差し引いて今回の結果なら、優勝も素直に喜べないよ?」