女優・菊川怜さん(39)が2017年4月28日、司会を務める「とくダネ!」(フジテレビ系)で自身の結婚を生報告した。
番組スタッフすら直前まで知らされていなかったというが、約1か月前に結婚する旨を聞いていたという司会の小倉智昭さん(69)は、プライベートエピソードを明かしていった。
「私、菊川怜は結婚しましたことをご報告させてください」
何やらあわただしく始まった番組冒頭、「直前に準備した」というくす玉を菊川さんが引っ張ると、紙吹雪とともに大きく「祝 脱・独身」と書かれた垂れ幕が出現。拍手で祝福され、小倉さんから花束が贈呈された菊川さんは涙を流した。
「本当にどこにも(結婚の事実が)漏れないようにしてきました。番組スタッフも知らず」と小倉さんが明かすほど「極秘裏」に報告までの準備を進めてきたようで、菊川さんも「昨日は寝られなかったです。そわそわしちゃって。番組でこういう報告をしたことがなかったので」と心境を明かした。感涙したのは「まさか泣いちゃうと思わなかったです。でも皆さんの顔見ていたら、いろいろかけめぐっちゃって、こみあげるものがありました」と菊川さん自身が驚いていた。
笠井信輔アナウンサー(54)に自身の口からの報告を求められると、菊川さんは「やだ」とはにかみながらも「私事で大変恐縮ではございますが、私、菊川怜は結婚しましたことをご報告させてください。どうぞ今後ともよろしくお願いします」と落ち着いて述べた。お相手は40代一般男性で、どんな人かと聞かれると「月並みですが、優しい人です」。矢継ぎ早に飛ぶ質問に菊川さんは何度か「恥ずかしい」「暑いですね」と言いながら額を拭っていた。
小倉智昭「僕はご主人と会って食事をしました」
菊川さんが「小倉さんには一番最初に報告させていただきました」と明かすと、小倉さんは「芸能界のお父さんだからね」と返す。そして、「怜ちゃんはちょっと喋りにくいでしょうから言いますが、僕はご主人と会って食事をしました」とプライベートエピソードを話し始めた。「3人でお昼を食べました。会って驚いたのは、いい男ですよ。僕が女でもこの人だったら参るだろうな。知的な人です。こちらが言葉づかいに気を使わないといけないほど、きちっとしている。かなり良い仕事をしている人」とべた褒め。同時に、その時の菊川さんについて「怜ちゃんは今まで見たことないようなかわいらしい表情で、ちょっと離れたところに座っていました」という。
「わが娘のことのように嬉しい」という小倉さんの勢いは止まらず、さらに「お父さん、喜んだろう」と感慨深げに話した。小倉さんと菊川さんの父はプライベートでフィギュアスケートを観覧したことがあり、そこで「何とか娘を結婚させてほしい」と言われたことがあるそう。「俺、一生懸命探してたのに...」と漏らしつつ「でも本当に良かったよな。39年間待って良かったなというお相手です」と改めて太鼓判を押した。
菊川さんは終始赤面していたが、最後には「私も(結婚を)あきらめていましたが、ありがとうございます」と改めて感謝を述べていた。
これまで番組では、たびたび「独身ネタ」で菊川さんがいじられてきたが、ツイッター上では祝福の声が続々とあがった。
「菊川怜ちゃん結婚! これで小倉さんからのいじりから解放される」
「菊川怜ちゃん結婚したかああああよかったおめでとうう」
「お祝い事は素直に祝えばいいんだよ!おめでとおめでと!」
「菊川怜ちゃん結婚かー。最近綺麗になったなーと思ってたけどそういうことだったのね」