中国が北朝鮮に「最後通告」? 共産党系メディア社説の衝撃

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中国外務省は「冷静、抑制的な対応」求める

 

   環球時報は4月23日の社説で、朝鮮中央通信の論評に「反撃」。論評に対して

「北朝鮮の今後の核活動に対する中国政府の姿勢を変えさせようと、中国に圧力をかけようとしたのだろう。だが、こういった動きは北朝鮮自身の孤立を深める以外に何の影響も与えない。北朝鮮が6回目の核実験を行えば、中国政府は疑う余地なく、国連がさらに厳しい制裁を採択することに賛成するだろう」

などと反論した。

 

   なお、中国外務省の耿爽報道局長は4月24日の会見で、朝鮮半島問題について

「関係国には冷静、抑制的な対応を求めたい。朝鮮半島の緊張を高めるような行動は控えて欲しい」

と繰り返した。現時点では環球時報の主張と中国政府の公式見解とは距離がある。

   4月25日夕方時点で北朝鮮は核実験を行っていないが、代わりに大規模な軍事訓練を行った模様だ。聯合ニュースは韓国政府筋の話として、北朝鮮が東部の江原道・元山(ウォンサン)付近で過去最大規模の砲撃訓練を行ったと報じた。訓練には金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長も立ち会っていたという。

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