静岡市葵区の静岡茶市場で2017年4月24日、新茶の初取引が行われ、1957年からの取引史上で最高額となる取引が成立した。
2月の少雨と3月までの低温の影響で生育が遅れ、16年よりも3日遅い初取引となり、取り扱い数量も16年の約3割にとどまった。茶市場のウェブサイトでは、「品質は気象災害を受けず、香り高い今でしか味わえない茶が出来ています」と説明している。
この日の最高取引額は、JA富士宮が生産した手もみ茶で、1キロあたり108万円。県内産1925.6キロが取引され、1キロあたりの平均単価は7263円だった。