卵リスクは都市伝説だった!? 米国で見直し加速

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最高齢女性は幼いころから毎日2個

   米保健福祉省と米農務省が16年1月に公表した「米国人のための食生活指針(2015-20)」では、卵に対する評価が高く、先のCNNの記事では「政府が青信号をともした」としている。同記事の筆者、リサ・ドレーヤー記者は栄養士の肩書を持つ。

   同指針では、卵の特長として、細胞膜の構成と補修に不可欠な水溶性の栄養素、コリンの最大の供給源と紹介している。

   ギネスブックで世界最高齢と認定されていたイタリア人女性のエマ・モラノさんが4月15日に117歳で亡くなったあと、CNNの「健康」セクションでは、16年11月のモラノさんが117回目の誕生日を迎えた当時の記事を再フィーチャー。同記事ではモラノさんが病気がちだった幼いころに医者に勧められ、毎日生卵を食べ続けてきたことを紹介している。

   ドレーヤー記者は「卵は健康にいいの?」の記事のしめくくりで「卵を食べるのに遠慮はいりません」とアドバイス。「ただし、野菜やフルーツ、穀物を一緒に食べることをお忘れなく」と付け加えている。

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