「強いリーダー」評価もオバマ氏の方が上
今回の調査によると、トランプ氏の支持率は42%に対して不支持率は53%。これに対してオバマ前大統領の就任100日前後の支持率は69%、不支持率26%だった。歴代大統領の平均支持率は69%、不支持率は19%。今回のトランプ氏の支持率は、就任100日前後の大統領支持率としては、1945年の調査開始から最も低かったという。これに加えて、53%がトランプ氏を「強いリーダー」だと評価したのは事実だが、オバマ氏の同時期の調査では77%が同じ評価をしており、トランプ氏を「強いリーダー」として評価する人は、同時期のオバマ氏より少ないことになる。
4月23日朝のABCのニュース番組「グッド・モーニング・アメリカ」では、トランプ氏の支持率の低さを強調して、記者が
「どんな政権にとっても最初の100日間は『ハネムーン期間』で、大統領選の勝利から弾みをつける絶好のチャンスだが、今回の調査結果で、トランプ氏にハネムーンは存在しなかったことが明らかになった」
などと解説した。