「目のピント調節」機能性表示食品で肝炎に 健康食品による被害相談が急増中

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相談数は前年から3倍近く増加

   概要によると健康食品に関する危害相談は158件で、2016年度上半期の55件を大きく上回っている。急増している理由について前述の担当者に確認をしたが、「理由は不明」とのことだった。

   危害の内訳を見ると下痢や嘔吐、胃腸の不調といった「消化器障害」が85件、皮膚のかゆみや発疹、肌荒れなどの「皮膚障害」が46件、「その他の傷病及び諸症状」が26件、「呼吸器障害」が1件となっている。

   危害の程度は「医者にかからず」が82件と半数以上で「不明」も42件だが、「治療1週間未満」も21件、「1~2週間」が4件、「3週間~1か月」が6件、「1か月以上」が1件で、長期間の治療が必要となった例も少なくない。

   健康食品は手軽さもあって、医薬品ほど厳密に飲み合わせや成分について確認することが少ないと思われるが、食用前にかかりつけ医などに相談してみてはどうだろうか。

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